2000.05.28
『ミッション・トゥ・マーズ』(以下"MTM")と、『インサイダー』を観る。"MTM"ではとにかく、映像がよい!宇宙ステーションや火星へ向かう宇宙船もリアル。回転する重力装置の部屋とかかっこよいし、なんと言ってもそのカメラワークで酔いそう。で、配役もティム・ロビンス(大学時代に観た「ショーシャンクの空に」はいまだ思い出に残る名作)が今回も泣かせてくれます。あと、ゲイリー・シニーズも「アポロ13」で果たせなかった夢を実現したって感じで良かった良かった(それは言い過ぎか?)。リアルな宇宙描写で宇宙の怖さを感じたり、男の友情や夫婦の愛で泣かされたり、いいテンションで火星へ。で、やっぱり出てくるわけですよ。例の人が...この辺ってやっぱり難しいんだろうな〜って思います。でも、今まで観てきた映画の中ではかなりいいセンいってると思ったし、システム的な設定とかはかなり良かったと思う。(抽象的な言い回しをしているのは公開直後を考慮して...ですよ!観てのお楽しみかな。)でも、やっぱりプッとなっちゃう感じ。後半からラストは観ている人がどれだけ映画というエンターテイメントに大きな心を抱けるかではないだろうか?ま、スクリーンで観ることを進める作品に違いはないです。

一方、『インサイダー』ですが、こちらは最近起きた事実が映画化されたもので、タバコ会社の内部告発とその報道についてテーマだけに、重い。そして、3時間弱の長尺モノ。こうやって書くとなんだかしんどそうな印象だけど、意外と最後まで飽きない。社会派モノって結構見るとハマる人間で、やっぱりハマった。ただ、アル・パチーノの方がたばこ産業の首領って感じだったけど、今回は逆の内部告発者(インサイダー)と共に戦う役だったのはどうかな...と。でも、くたびれたジャンパー姿は似合っていた。ま、面白かったけどレンタルビデオを待ってからでも、問題ないです。
2000.05.20
雨降りの土曜日。おいらは仕事で、奥さんは競艇。....と、これだけで終わるとなにかとんでもない誤解が起きそうだけど、事実だからしょうがない。ま、彼女は会社の方のお誘いで行くようだけど...しかし、休みの日に人妻を競艇に誘う会社の人間は如何なものか?と、これだけ書くとまた変な誤解を受けてしまいそうだな。ま、実際誘ったのは会社の...ん?誰だっけ?ん、よく覚えてないぞ。いかん!とにかく!一攫千金でうまい晩飯連れっていってもらおう!っよしと!
2000.05.14
『リトルボイス』映画館の予告編を見てどうしても見ておきたかった一本をビデオで鑑賞。ほろり涙して感動物かなって思っていたら、確かにほろり涙はするけれど基本的に爆笑物!脇を固める近所のおばさんが気になって仕方がないのだ。あんな絶妙な笑いを取れる役者さんはあんまり見たこと無いくらい可笑しかったね。まるで、『鮫肌男と桃尻女』の我習院達也さんのようだったね。あと、ユアン・マクレガーって、やっぱり少しダメそうな田舎の青年役をやらすと絶妙にうまい!というか、はまり役。『ブラス』『普通じゃない』『トレインスポッティング』『シャロウグレイブ』等どれも少しダメっぽいけどいい役。(エピ1は?ん〜)

あと、『π』も観る。モノクロでなんかとってもかっこよかった。数学的な話もこれを観る数日前に、数学の研究してる友人に似たような話を聞いたばっかりだったから非常にタイムリーな話題で面白かった。映像や音的にもかっこよくて少しインスパイアされるところがある。数学の概念って哲学的で、宗教的でもあるような不思議な世界だと思う。そもそも人間の存在を考え出す際に数学を抜きに考えることは出来ないと思う。(この先を聞きたいひとは一緒にお酒を飲まなくてはいけない)

奥さんの強い希望により『エクソシスト』を観た。僕はホラー系は苦手で今まで観なかったのだけれど、コイツはホラーではない!という強いお言葉のために観ることにした。確かにホラーではなかった感じで、どちらかというとカトリックのお話で少し最後は悲しかったね。でも、僕がレンタルビデオの店員だったらホラーのコーナーに入れると思う。
2000.05.06
ようやくおいらもゴールデンウィーク3連休に突入!でも、3連休しかないので近場で済ますことに。奥さんと一緒にお昼頃から、裏原あたりから、青山近辺を散歩。行きたかったお店を何軒か渡り歩く(未だコレだといった椅子が見つからないのが残念)。夕飯は窯焼きのピッツァ!が食べたくて、トラットリアらしきお店へ。ちょうど隣に座っていたのは30代独身の男女で(懐かしのバブリーな世代に見えた...)一万円以上の高いワインとかをガンガン飲んでいた。男性の方は店員へのワイン知識の伝授と共に、値切り交渉も忘れないあたりが外国慣れしているのだろうか...(もうドラマのような二人がコメディに見えてきてかなり面白かった)。お店の料理は美味しく、こないだのイタリア旅行を思い出される懐かしい美味さであった。ボナノッテ!とすっかり上機嫌のままお店を出る。

次はボーリング!恵比寿のグランドボールへ。GW中ということもあり24:00閉店なので、3ゲームで切り上げる(おそらくこれ以上やらなくて正解だった、翌日の筋肉痛がシンドいのだ)。ま、せっかくの連休に帰るのも寂しいので、このまま六本木へ移動。しかし、行きたかったお店が見つけられない上に、GW中はけっこうやっていないところが多い。仕方ないので、また恵比寿へ戻って陽気なメキシカンのお店で始発までまったりと飲み続ける。まだ肌寒い中お店を陽気にチェックアウトの後、日比谷線で築地へ!朝といったら築地でしょ!(このときまだ朝の5時過ぎくらいかな)ということで、場内の競りが終わっていない奥の方へズンズン!進む。マグロだー!でっかいマグロがごろごろしてる。強そーな魚屋のアンちゃんやオヤジさんたちが気合いを入れて仕事している。それにしても、すごい数のマグロたち!さっきまでの酔いもすっかり吹き飛んだね。一通り見学(昔教育テレビでやってた「はたらくおじさん」を思い出したね)して、場外へ出て寿司(もちろん、大トロ中トロを)をつまんで帰る。朝帰りの不良夫婦ってのは癖になるね。
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