2013年03月15日
Think / Work

ツタグラ審査会:インフォグラフィックスのこと

昨夜、JIGHのテーマにおけるツタグラ投稿作品の審査会に参加。前回のママをテーマにした投稿作品の審査は既に終了しているので、これで、ひとまず今年度の区切りはついた模様。どちらの審査会でも興味深かったのは、一番良いとされる作品は、ドンドン改善点を突きつけられるという(いわゆるダメ出しの嵐という)現実。でも、それは皆の実際に使いたい欲求が高まり、より現場で使うなら、実際に運用するなら、、、といった様々なアイデアを誘発して、勝手にドライブしていくってことなんだ。

投稿作品を見て思ったのは、わりとテーマにおける伝えたいストーリーであったり、データを、丁寧に順番通り見せているモノが多いなぁと。ダイアグラムの羅列から一歩、いや壁を一枚越えるようなアイデアをプラスしていかないと、人をひきつける〈ATTRACT〉ことはできないんじゃなかろうか。インフォグラフィックスって、良くも悪くも何となく理解できる部分ってのが必要なんだけど、そのなんとなくな要素が足りない感じがした。皆、真面目なのかもしれない。人をひきつける〈ATTRACT〉要素と、なんとなく理解できる部分を踏まえた上で、さらに興味を持った人に対しては、実はこのデータってのは斯く斯く然々っていうぐらいの階層が含まれているようなものが良いと思うのだけどね。

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“ツタグラ[伝わるINFOGRAPHICS]” 作品講評会& 特別講演『生きるインフォグラフィックス』の発表にも参加致します。興味のある方は是非。

3月24日13:00〜14:30
東京ミッドタウン・デザインハブにて
お申し込みはこちら
http://opencu.com/events/infographics0324

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余談ですが、4月に富田誠さんのワークショップにお招き頂き、高田馬場の大学生にお話することになりました。ちょいと楽しみ(&緊張)です。

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sunday TOKIHOUSE *17