トンネルの先の世界

娘に限らずなのだが、こどもって基本的にトンネルが大好き。その理由を考えた時に、きっとまだ産道から生まれた時の経験というか体験が記憶に残っていて、その時の興奮や快感を求めているんじゃなかろうかと（ぬくぬくとした毛布の中から出られない朝の怠惰なベッドの中で）考えた。

そして、ふと・・・
3歳になる娘は毎日産まれているんだ！

彼女は朝目覚めると、たいていの場合ヒンヒン泣きながら母を探す。真っ暗な産道から生まれ出たその日と同じように、閉じた目の暗闇から、朝日が差し込むベッドの光を感じるその瞬間。

そして、母のおなかの上に抱かれて30分程ムニャムニャと過ごす様は、生まれてまもなく母のおなかの上で抱っこされている彼女の事を思い出す。

完全に生意気な口をきく様になった今でも、実はまだ、この世界では片足ぐらいしか地に足が付いてないのかもしれない。もっともっと毎日ハグして抱っこしようと思った。これ以上したら、嫌がられるかもしれないがw

生まれたての足。ちっちゃい！なつかしい！

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