Event
関内外Open!4 デザインピッチ
関内外Open!4 デザインピッチに参加。
イベント終了後に書き込んだアンケートを提出忘れて帰宅したので、ここに記す。
http://kannaigaiopen.yafjp.org/design_pitch/
正直同一テーマによるプレゼン合戦の様子がいまひとつ伝わってこなかった(そもそもそういう趣旨じゃない?)。ほぼほぼ各個人の活動報告がメインの印象。ただ、活動は既にOPENされた情報が多く、関内外のスタジオOPENのような普段のみえない部分を開くのとは違ったような気も。課題テーマが「あなたはまだそこに立っていますか?」だったので、それが各個人を見つめ直すような結果となったのだと思う。そういう意味では、宮さんの自己作品の紹介ではなく思考の紹介は、とてもOPENだった気もする。(なんだか上からでスミマセンw)
今回、同テーマによる多視点での比較に興味があったのだけど、いまひとつ感情が揺さぶられなかった。ただ、全体を通して様々なジャンルの人達のバラバラなお話やプレゼンを連続で聴いていくこと自体は、とてもオモシロイものだなぁと。ウハハ、結局おもしろかったのではあるにはある。期待していたモノとは全然違っていたけど。
いっそ、プレゼンの仕方のフォーマットを、来場者がプレゼンター皆を定点観測できるようなしかけにより強めても良いように思えた。で、それを乗り越えてくる人がいても、それはそれでおもしろいわけだし。実際、時間という強力な枠で有無を言わさずぶった切るあたりが、やはり面白かったというか、会場も沸いていた部分だったと思う。そこが本質ではないといわれればそうなんだけど、ピッチ上のバトル感が強まってやはりオモシロイと思う。
関内外OPENに関しては、お仕事で関わりはじめて4年目になる。今年はメインビジュアルから外れ、ACYmapの制作に専念したのだけど、ちょっぴりではあっても自分の関わったイベントはかわいいものでwより盛り上がっていくことに期待してます。
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終了後、写真家の大山さんのプレゼンが興味深かったので、声かけさせてもらったけど、かなり迷惑そうだった。申し訳なかったな。面識ないのに色々話しすぎたかしら。ま、臆してても仕方ないから、空気読みつつ、大人気なく無視したったw あんなに何度も何度も面と向かって真顔で「興味ないです。」って言われたの久しぶりだな。ある意味爽快なくらいw なんか業界チックな変人だと思われたのかな?(´・_・`)
単純に震災時の首都圏帰宅ログの地図的なアプローチがインフォグラフィックとして素晴らしいポテンシャルがあると思ったのと、ジャンクションや工場写真も好きなうえに、団地写真におけるグリッドの美しさに惚れただけなんだけど、、、あ、十分ウザイかも俺www 仮に結婚したら、第一印象は最低でしたって紹介されるレベル。
東北地方太平洋沖地震・首都圏帰宅ログ
http://portal.nifty.com/2011/03/25/a/
帰宅ログに関して、自分の仕事がインフォメーショングラフィクスであったり主に地図のグラフィックを生業にしている関係上とても興味深く感じたので、これは単純に震災ネタとしてのビジュアルアーカイヴという枠を越えて鉄道や道路公団、行政にとっても社会的意義のあるアーカイヴなのではないかと感じたのよね。
あと、団地に関しては日本の公団のいじらしさを愛でるとのお話を聞かせていただいたので、オランダの浮島にある団地をプッシュしたけど、日本の公団しか興味がないみたいだったな。ボクの感じたオランダの無名建築家の団地群も楽しかったことを、上手く伝えられず残念だった。でも、公団の好きな理由を聞くと、それほど違わないと思うのだけど、、、思い入れってやつだろうか。いや、こだわりなんだろうね。でも、仕事一緒できるような気がしたんだよなあ。ぼくが一方的にだけどw
で、よく知らないまま話しかけたんだけど(それがそもそも失礼?)、帰宅して彼のウェブサイトを見た。大山さんのサイト。かなり、ボクが既に目にしたり手にしたり、おもしろかったモノを全部作ってた人だった。如何にボクはコンテンツにしか興味が無く、人に興味を持たない人間か再確認した夜でしたw だからこそ、デザインピッチでは、その人の紹介よりもお題に対する思考そのものに興味があるんだ。
ちなみに、工場やジャンクションを現場で観るのも楽しいけど、グーグルの衛星写真で真俯瞰で眺めているのも好きですよ。ぼくは。