越後妻有・大地の芸術祭 2012
越後妻有・大地の芸術祭へ。2006年にも一度訪れてますが、今年は十日町にキナーレが完成したので帰省ついでに家族で再訪(2歳の娘はもちろん初めて)。娘はキナーレ内でひときわ目立つ作品「No Man's Land(クリスチャン・ボルタンスキー)」と「Rolling Cylinder, 2012(カールステン・へラー)」が気に入った様子。巨大なクレーンの動く様子を何度も見たがったり、赤・白・青の回転サインのトンネルは何度も何度も繰り返し通り抜けて喜んでいた。量的視覚的にどちらも突き抜けた感があり、ボクも印象に残っている作品。
そして、へぎ蕎麦と天ぷらでオナカを満たし、松代エリアへ移動。能舞台(オランダの建築家グループMVRDVが設計)を中心に多くの作品があるのだが、娘の抱っこ抱っこが始まったので周辺の棚田や野山を歩くまでには至らず。でも、動物をモチーフにした作品が多くあり、娘もそれなりに楽しんでいたかな???
こちらには実際に見たかった(体験させたかった)「スキマをすすむ(ゼロゼロエスエス)」が置いてあり、早速わが娘を投入するも一緒に遊んでいた年上のこどもに圧倒され、速攻撃沈&号泣で退散というほろ苦い経験。まだまだ長居したかったけれど、愚図る娘を抱きかかえながら長居は無理って事で、ぼちぼち退散。それにしても、よく笑い、よく泣いた。
そして、最も見たかった作品「視点(フランシスコ・インファンテ)」のある芝峠温泉を目指してグイグイと峠道を登る。作品のアプローチと昇華の仕方が良いバランスだなぁとか、、、云々ではなく現地で見て体験するべし。
大地の芸術祭、もっと閑散とした感じかと思ってたけど、お盆という時期も相まって予想以上に賑わってました。次回はまた別のエリアを攻める。
大地の芸術祭の里
http://www.echigo-tsumari.jp/
---
でも、移動途中で車を停めて撮影したなんでもない景色もまた乙だったりねw
...