Misc.
新潟県中越沖地震
7月16日10時30分頃、友人からの電話で起こされた。
「お前の実家だいじょうぶ?」
東京でも揺れがあったようなのだが、すっかり熟睡中で揺れに気づかなかったのだ。すぐに地震情報をチェックすると・・・なんという・・・震源地じゃないか。すぐに実家へ電話するも、話し中であったので逆に安心。落ち着いたら連絡入れてもらうように、ケータイにメールを送る。まもなくして埼玉に住む叔母さんから連絡が入り、お互いまだ実家と連絡取れないまま。実は妹が妊娠里帰り中で、しかも予定日間近ということだったのでかなり心配。しばらくして、従兄弟が実家方面との連絡取れたことを先ほどの叔母さんより連絡が入り、ひと安心。
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連日現地からの報道を視聴しながら歯がゆい日々を送りつつ、1週間程経過してようやく帰省。幸運にも実家は電気と水道が復旧しているものの、ガスが復旧してないのでカセットコンロ用にガス缶をどっさり購入。スーパーで滞在中の夕飯のおかずと、彼女に煮物系の料理を作ってタッパに詰めてもらう。とりあえず、まだ地震直後ということで一人で向かう。
関越が復旧したので長岡経由で柏崎ICという通常のルートではあるが、柏崎ICが深夜早朝以外で一般車両の進入を禁止のため米山ICからUターンするように実家へ。開通したとは言え、地震直後の応急処置の様子からも、かなりの被害のようだ。午前9時過ぎに到着、なんとか家も無事に建っており(玄関には黄色い用紙が貼られてしまいましたが・・・)、妹も平気の様子で何より。。とはいえ、ここで休んでしまうと、実家の空気に負けてごろ寝しちゃいそうなので、すぐさま掃除なんぞを始める。
夕方に、家族が揃って少し落ち着いたので市内中心部や海岸へ足を運ぶ。
きれいな砂浜も、寂しい様子に。正面奥は原発。
夏の花火大会の会場も自衛隊の災害派遣部隊の駐屯地に。
この静かな夏の浜辺が、一番分かりやすい被害地の状況なのかも知れない。
ただ、鯨波の海岸で旅館経営をしている友人の実家は被害も少なく、災害復旧に訪れた工事関係の方が宿泊していたりと、この梅雨明けした8月中に少しは観光客も戻っていったらよいのにナ〜と思う次第。ホントきれいなんすよ〜!しかし、原発による風評被害もあるのでなかなか難しそうだけどね。
市内や近くに住む、伯母さん宅へも顔出し、少しお手伝いやらお話しやら。田舎ってこともあるかもしれないけど、親戚づきあいは多くて、こどもの頃から、よくお世話になった人たちだ。とにかく、建物やライフラインは皆に被害が出ているけど、地震による人的被害がなかったことは不幸中の幸い。ただ、高校時代の体育の先生が亡くなられたことは、残念でした。とにかく熱心でパワフルな先生でしたので。
ちなみに自分の生家は、ペシャンでした。ホント〜にうっすらとしか記憶にない家でしたが、寂しいです。
参議院選挙で、すっかり報道されなくなりましたが、現在も被災生活は続いています。
http://emergency.city.kashiwazaki.niigata.jp/
実家はというと、ガスがまだ復旧しておらず、昼間にお水を日光で温めて夜にじょうろでシャワー代わりにしていたりと、不便なことも続いているようです。そんな中、先月末に妹が無事に元気な男の子を出産。今や生まれたばかりの王子を中心とした生活が始まっているようです。
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こういう時って何て言葉をかければ良いのか・・・
たいしてできる事もないが、とりあえずドラえもん募金。
妹さん無事出産かぁ〜おめでと!
Posted by: sasquatch! | 2007年08月04日 22:10