Joao Gilberto & Mardi Gras
東京公演最終日。
ボサノバを奏でたジョアン・ジルベルトを実体験出来たことの喜び。最後の曲"Garota de Ipanema(イパネマの娘)"を歌い終えて、ステージ上の彼がそっと立ち上がった瞬間、あ〜・・・終わるのかと、ありがとう。
開演が1時間程遅れはしたのだが、館内の放送で『今、ご本人がホテルを出発されました。』『今、当会場に到着されました。』の度に、万雷の拍手!拍手!拍手といえば、曲終わりの拍手のタイミングは早く感じたのは僕らだけ?ギターの音を最後まで聞きたいのになと。。。
そ〜いえば高校時代に最初に買ったCDは小野リサだった。昔っからボッサ好きだったんだな〜と思い出す。ラジオにハガキを投稿したネタが読まれて貰ったレコード券3,000円分で購入。結局、部活の練習に行っていたから聴けなかったけど。ペンネームは「SALT&PEPPAR」・・・(恥)。毎日通っていた服屋の名前を拝借していた気がする。音楽って、記憶のスイッチを刺激する。
ステージも22時を過ぎたアタリからオナカも空きまくり。何を食べようかずっと考えて、ツルッとラーメン食べたいナ〜って思っていたけど、急に肉だ肉スイッチON!と同時にステージ照明がワインレッドに!肉で赤ワインを飲みほすぞ〜って、決まりです。んで〜銀座の夜にガッツリ肉を食べるならってんで、速攻でマルディグラへTEL。平日の夜22:30過ぎだったので、ほどなくOKの返事。新橋とはまるで違うほろ酔い叔父さん達が行き交う銀座並木通りを歩いていくと、ポツンとMGの小さな看板、細い階段。
生ビールを最初に頂きながらメニューを考える。で、悩みに悩んだ結果、ピンチョスつまみならの前菜に「馬のタルタルステーキ」って、肉ですけど何か問題でも?・・と、メインは「猪と栗」で、メルローとシラーの赤ワインをグラスにて。肉好きな厨房野郎が4人、シェフの和知さんを囲んで楽しそうに仕事をしている感じが、伝わってきた。ちなみに、この夜は芽キャベツのグリルとタルタルステーキが至福の味。
良い音楽とウマイ飯、幸せな家路。
久しぶりに来週は仕事をほぼ休むことにする宣言。